セブンイレブン「欧風カレーパン」を、あらためてちゃんと食べてみた

コンビニのパン棚の前に立つと、正直どれを選んでも大きく外れることはない。
その中でも、つい手が伸びてしまうのがカレーパンだ。
お腹が空いているわけでもないのに、「まあ、これなら間違いないか」と思わせる安心感がある。
今回選んだのは、セブンイレブンの欧風カレーパン。
特別な限定品でもなく、いつもの顔ぶれのひとつだ。

袋を開けた瞬間、まず目に入るのは衣の色。
揚げ色が濃すぎず薄すぎず、「ちゃんと揚げてますよ」と主張してくる見た目だ。
持ったときの重さも悪くない。
スカスカ感はなく、中身が入っていることが手に伝わってくる。
この時点で、少なくともハズレではないとわかる。

ひと口かじると、外側はサクッというよりも「ザクッ」とした食感。
衣が主張しすぎないのが好印象だ。
すぐに中からカレーが出てくる。
ルーはトロッとしていて、思ったよりも量がある。
パン生地とルーの比率がよく、どちらか一方だけが余る感じがしない。

味は、いわゆるスパイス強めの刺激的なカレーではない。
甘みとコクが先にきて、あとからじんわりと辛さが残るタイプだ。
欧風と名乗るだけあって、どこか落ち着いた味わい。
子ども向けに振り切っているわけでもなく、
大人が昼休みに食べても違和感がない。
その「ちょうどよさ」が、セブンイレブンらしいと感じる。

価格を考えると、完成度はかなり高い。
専門店のカレーパンと比べれば、
香りや油のキレでは敵わない部分もある。
ただ、「今すぐ」「近くで」「この値段で」食べられるものとしては十分すぎる。
むしろ、コンビニでここまでやる必要ある?と思うくらいだ。

一方で、欠点を挙げるなら「驚きは少ない」ことかもしれない。
想像を大きく裏切ることはないし、
初めて食べたときの感動を何度も味わえるタイプではない。
ただ、それはこのパンが日常用として完成されている証拠でもある。

結論として、この欧風カレーパンは
「迷ったときに選んで後悔しないパン」だと思う。
特別な日ではなく、普通の日にちょうどいい。
だからこそ、気づくとまた買ってしまう。
セブンイレブンのパン棚に長く残り続けている理由が、
ちゃんとある一品だ。


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