セブンイレブン「チョコチップスティック」を、大人になってから食べるということ

チョコチップスティックと聞くと、どこか学生時代を思い出す。
勉強のお供、部活帰り、小腹が空いた夕方。
そんな記憶とセットになっているパンだ。
セブンイレブンのチョコチップスティックも、まさにその系譜にある。

見た目は細長く、持ちやすい。
袋を開けると、チョコの甘い香りがふわっと広がる。
派手ではないが、安心する匂いだ。
この時点で「想像通りの味だろうな」という予感がする。

実際に食べてみると、その予想はほぼ当たっている。
柔らかいパン生地に、甘すぎないチョコチップ。
噛むたびにチョコが当たるが、くどさはない。
全体として、非常に素直な味だ。

大人になってから食べると、
「よくできているな」と冷静に感じる部分が多い。
子ども向けに振り切っていない甘さで、
コーヒーとも意外と相性がいい。

一方で、食後の満足感はそこまで高くない。
あくまで間食用であり、これ一つでしっかり満たされるわけではない。
ただ、その軽さが逆に使いやすいとも言える。

欠点らしい欠点はないが、強烈な個性もない。
それでも棚から消えないのは、
「必要な人には、必要なパン」だからだろう。

チョコチップスティックは、
「懐かしさと実用性の間にあるパン」だ。
気分転換や軽い糖分補給として、今も十分に現役だと思う。


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